外出先でも外部HDDに入れているデータや環境にアクセスするには、クラウドを使うのが一番手っ取り早いのですが、NASを購入したり自宅実験サーバを建てたことにより、クラウドよりもVPNを使えばいいのでは?という問答になり。
光フレッツで契約するともれなく貰える(?)NTTのPR-500KIルーターでVPNサーバが建てられるということで、その手順となります。
VPNサーバ設定
ログイン
http://192.168.1.1にアクセスして、PR-500KIにログインします。
ログインできない場合は、Wi-Fiまたは有線LANで同じネットワークに入っているか確認してください。
ログイン後、左にある再度メニューから
[詳細設定]>VPNサーバ設定
VPNの設定ページに入ります。
[VPNサーバ機能]
VPNサーバ機能の起動:「有効にする」にチェック
[VPNアカウント機能]内のどれか[編集]する
接続名・ユーザ名・パスワードを設定。
接続時に使用するユーザ名とパスワード、そして前ページの[事前共有鍵]を忘れないように控えておきます。
ノートブックにVPNを設定する
Macの設定画面>ネットワークで新しくサービスを作成します。
インターフェイス:VPN
VPNタイプ:L2TP over IPSec
サービス名:VPN(L2TP)
作成したら、次は設定です。自宅のグローバルIPアドレスを確認してきましょう。
サーバアドレス:グローバルIPアドレスを入力 アカウント名:VPNサーバで設定したユーザ名
続いて、[認証設定]のボタンから
ユーザ認証:パスワード
共有シークレット:控えておいた事前共有鍵
を入力。
無料WiFiやテザリングなど自宅以外の別のネットワークに入る必要がありますが、接続テストをしておきましょう。
メニューバーからクイック接続
一度設定してしまえば外出時、Macのメニューバーからクイック接続できます。これでセキュアなネット閲覧&自宅LANでつながったすべてのデバイスにアクセスできるように。
IPアドレスの更新タイミングでメール通知
グローバルIPはプロバイダのタイミングや、ルーターの再起動でIPアドレスが変わってしまいます。
自身のIPアドレスが変わったタイミングでメールを送信させて、現在のIPアドレスを通知させます。
[VPNサーバ設定]のページ最下部にある【IPアドレス通知設定】から設定していきます。
Yahooメールから任意のメールアドレスへ送信
光フレッツ加入時に自動的についてきたYahooアカウントからメールを送信させます。最大5個のメールアドレスまで送信できます。
[メール機能]
メール機能の有効無効:「有効にする」にチェック
[サーバ設定]
SMTPサーバ:smtp.mail.yahoo.co.jp
ポート番号:587
差出人メールアドレス:hogehoge(アカウント名)@yahoo.co.jp
[認証設定]
SMTP認証の有効無効:「有効にする」にチェック
アカウント名:hogehoge(アカウント名)
パスワード:パスワードを入力
[宛先設定] 宛先メールアドレスに通知先のメールアドレスを記載